東風解凍

今日から立春ということで、七十二侯も東風解凍(はるかぜこおりをとく)と春らしい言葉です。

これをパステルアートで表現するには想像力がいりますね。何かものを指している場合は、ものを描くのですが、東風という目には見えないものなので、どう表現するか迷いました。今回は、あったかい風が通り過ぎたら春が訪れた、というイメージで描きました。北風と違って、とにかく、暖かくやさしい風を描きたかったので、まるく、暖かな黄色を使用しました。東風の目線も、前を向く。それは、自分が通れば確実に周りには春が訪れる、という自信の表れです。風には感情はないと思いますが、今日から立春なので、パステルアートを見る人が前を向けたらいいな、と思い描きました。

東風解凍 (2)

二十四節気は、太陽の運行で1年を24に分け、それぞれ時候を表す名前がつけられました。とくに、立春、立夏、立秋、立冬は季節を4つに分けた最初に来る言葉です。二十四節気は、農業や年中行事の目安となるものです。昔は、季節の変わり目、立春、立夏、立秋、立冬の前日に節分が行われたそうです。季節の変わり目には邪気が生じやすいとされ、節分をすることで、邪気を追い払いました。今は、立春の前日しか行われなくなりました。

旧暦のお正月は2月8日です。立春が新年と言われるのは、二十四節気の始まり、ということなので、旧暦とは違います。旧暦は太陰太陽暦なので、月の満ち欠けに準じています。また、立春を過ぎた最初の新月が旧暦の1月1日です。なので、なかなか立春と旧正月が一緒になることがないのですが、22年後の2038年は立春と旧正月が重なり、「朔旦立春」と呼ばれ、大変縁起がいい日だそうです。

私も立春と旧正月の違いが混乱していたので、すっきりしました。今日から春に向かって季節が変わります。まだ寒い日もありますが、春と聞くだけで、心が弾むのは、四季を愛でる日本ならではの心なのではないかな、と思います。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です