菊の花が開く頃です。

柿が美味しそうな色になってきました。どんどん日の長さも短くなり、いつの間にか街路樹が赤くなっていました。お日さまが顔を出すとまだ夏の名残を感じますが、雨が降ると途端に気温が下がり寒くなります。連日ニュースでも取り上げられているように、寒暖差が激しく、着る服にとっても迷います。衣替えをするかどうかも話題にあがりますね。私はそんなに手持ちの服もないし、めんどくさがりなので、衣替えの手間がないように季節関係なくいつでも手に取れるようにしてあります。こういう季節に便利なしまい方をしたなぁと得した気分になります。

午前中外を歩くと、朝の雨が残っていました。葉っぱにたくさんの水滴が。9月初めの七十二候に草露白というのがあります。たくさんの露が光って白く見える様子をさす言葉です。たくさんの水滴が光の粒のように見えてとっても素敵でした。きっとこんな景色が草露白なんだろうな。

今日から七十二候は、菊花開(きくのはなひらく)です。下の写真は自宅にたまたまあった菊のスケッチ。

菊と言えば、花びらがたくさんあって大きな花を咲かす花です。でも最近は、そんなTHE・菊!という品種だけでなく、小ぶりでたくさんの小さな花を咲かせる菊やピンポン玉みたいに丸い花を咲かす菊など、一見この花は?と思うような可愛らしい花も出ています。丸いピンポン玉のような花は、フラワーアレンジメントにもよく使われているそうです。

 

春は桜、秋は菊というように、菊は日本を代表する花です。

しかし、菊と言えばお葬式とイメージする方も多いと思います。しかし、お葬式のに使われるようになったのは明治以降のこと。比較的新しい風習なのです。どうやらフランスのお墓に花を供える風習が日本に伝わったようです。

また、菊の香りには心を落ち着かせる成分があるようで、その香りも使われる理由の一つだと言われています。菊の香りはお香の匂いにも似ているので、そこもポイントだったようです。

私は小さい頃から、菊は地味な花だって思ってましたが、菊といっても多種多様で、しかも香りにそんな効果があるとは知らず。イメージだけで知ったような口をきいては申し訳ないなと改めて感じました。

ちなみに、南砺市福野の菊まつりは11月3日から12日までです。菊で癒されてはいかがでしょうか。