キリギリスの鳴き声ってどんな声?

金木犀も銀木犀も花が落ちてしまい物悲しくなりました。秋は落ち葉の季節です。今日の風で自宅の庭にはたくさんの落ち葉が広がっています。風がやまないうちに玄関先の落ち葉ひろいをしている人を見かけました。やってもやっても終わらないような気がしますが、常にきれいな状態にしたいという心意気は見習うべきだなと感じました。

さて、今日から七十二候は、蟋蟀在戸(キリギリストニアリ)です。

先日、小学校の学習発表会で虫のこえが歌われていました。キリギリスは出てきたっけ?と思いながら聞いていると出てきませんでした。そうだったか、と思って調べてみたところ、コオロギのところをキリギリスと歌うこともあるとありました。

七十二候で使われている蟋蟀という漢字。これは、キリギリスと読みますが、下のイラストの昆虫のキリギリスをさす言葉ではなく、コオロギをさす言葉なのです。昔、こおろぎという言葉は、秋鳴く虫をさす言葉だったそうです。

とってもややこしい言葉の問題。私も今まで蟋蟀はキリギリスだと信じて疑わなかったのですが、言葉は変化していくので注意が必要だなと思いました。

昆虫という括りで見ると、キリギリスもコオロギもバッタ科コオロギ亜目の同じ仲間です。鳴く虫はコオロギ亜目に入っており、大きな音や複雑な音を出すもののいるようです。

虫の鳴き声というと、先ほど書いた虫のこえの歌を思い出す人も多いかと思います。

では、キリギリスの鳴き声ってどんな鳴き声なのでしょうか。歌にはキリギリスという名前は出てきませんが、鳴く虫の括りには入ってます。アリとキリギリスでは、歌ってばかりのキリギリスが冬に寒くて死んでしまうとあります。さてはて、スズムシならすぐわかるけど。

ヒガシキリギリスは、チョン・ギーーースとなくそうです。初夏から鳴き始めるので、よく耳にしたことがあると思います。あ、あれはキリギリスの声だったのか、と今更ながら気付きます。

虫のこえの歌にも、似たような声で鳴く虫がいます。それがウマオイです。ウマオイはキリギリスの仲間だったのです。歌では「チョンチョンチョンチョン スイッチョン」っていいます。最初のチョンのところに仲間を感じますね。歌にキリギリスが入ってなかったわけではなかったのです。

一つ一つ調べていくと、本当はそうだったのか、と驚くことばかりです。知らないで過ごせますが、知っていくと面白いなと思います。調べるにあたって、参考になった本はどれも子ども向けの本の棚にあったものです。ちょっと参考にという時、色んなことが一つの本になっている子ども向けの本、実はとっても役に立ちます。

今回の参考図書はこちら。ありがとうございました。

野山に鳴く虫図鑑 著/瀬長剛

365日出会う大自然 昆虫 著/海野和男